こんにちは!
システムエンジニアのShioです。
この記事では、
- 「未経験からでも、ITエンジニアになれるの?」
- 「未経験からITエンジニアになるのに、おすすめな資格やスキル、企業の選び方ってあるの?」
といった疑問にお答えしています。
IT業界で働いていると、
- 「未経験からITエンジニアなるには、どうしたらいいの?」
- 「取っておいた方が良い資格やスキルには、どんなものがあるの?」
といった質問を受けることがあります。
ITエンジニアに興味があっても、「未経験からいきなり挑戦するのは怖いし、仕事についていけるのか不安・・・」という人も、けっこう多いんじゃないでしょうか?
ITエンジニアを未経験から目指す時には、いろいろな不安や疑問が出てくるものですよね。
そこで今回は、「ITエンジニア未経験の人からの、よくある質問3つ」に回答する形で、未経験の人が怖いところ・不安なところが解消できるようにご紹介します。
この記事の概要
この記事の概要は、以下のとおりです。
【対象読者】
「未経験からITエンジニアのなり方・おすすめの資格やスキルを知りたい」人
【この記事を読むと】
「未経験者からのよくある質問3つ」と「未経験からITエンジニアへのなり方」、「おすすめの資格・スキル・企業の選び方」が分かる
この記事を読むことで、「未経験者からのよくある質問3つ」が分かります。
さらに、「おすすめな資格やスキル・企業の選び方」といった「実用的な情報」もご紹介しているので、「未経験からのITエンジニアのなり方」が分かり、すぐ行動に起こせるようになります。
「未経験だけど、ITエンジニアになりたい!」という人は、参考にどうぞ。
この記事を書いた人
東京のIT企業でシステムエンジニアをしています。(エンジニア歴は10年以上)
【主な開発スキル】
Java、JavaScript、HTML、CSS、COBOL、SQLなど。
【経験した業務】
企画、設計、開発、導入、保守、ヘルプデスク、研修講師(プログラミング研修、システム操作研修)など。
目次
【ITエンジニアのなり方】未経験者の怖いところや不安を「よくある3つの質問」から解消【おすすめな資格・スキル・企業】
それでは、順番に解説していきましょう。
まずは、ITエンジニア未経験者からの「よくある3つの質問」から、未経験の人がどんなところを怖いと思ったり、不安に感じているのか」について、ご紹介していきます。
「ITエンジニア未経験者」の「よくある3つの質問」
それでは、「ITエンジニア未経験者」の「よくある3つの質問」をご紹介していきます。
未経験からITエンジニアを目指す場合には、「資格やスキル・専門知識」について悩む(怖いと感じたり不安に思う)ことが多いようです。
そんな僕が、未経験者から聞かれる「3つの質問」は、以下のとおりです。
- 【質問①】未経験・文系出身でも、ITエンジニアになれるの?
- 【質問②】ITエンジニアになるのに、資格は必須なの?
- 【質問③】「プログラミングのスキル」は必須なの?
それでは、それぞれ順番にご紹介していきます。
【質問①】未経験・文系出身でも、ITエンジニアになれるの?
「よくある質問」の1つ目は、「未経験・文系出身でも、ITエンジニアになれるの?」という内容です。
こちらは、未経験の人がいちばん心配なところですよね。
僕も「未経験・文系出身」だったので、エンジニアになれるか不安でした。
不安を感じるのは当然ですが、大丈夫です。
IT業界では、「未経験でもOKな求人」がたくさんあるので安心してください。
IT業界には、「入社後にしっかり教育してくれる企業」も多いので、未経験からエンジニアになることは可能です。
なんで「未経験OK」な求人が多いの?
「なんで未経験でもOKな求人が多いの?」と疑問を持つ人もいると思うので、もう少し詳しく解説しておきます。
「ITエンジニアの求人」では、未経験の人でも採用する企業が多くありますが、これにはいくつかの理由があります。
代表的なものを挙げると、以下のような理由があります。
- IT業界の企業は、「エンジニア不足」に悩まされている。
- 「人の出入りが激しい業界」なので、優秀なエンジニアが転職してしまいがち。
- IT需要の拡大で、今後さらに「エンジニア不足の深刻化」が進むと予想されている。
こういった「業界特有の背景」もあって、IT業界の会社は「深刻なエンジニア不足」が続いています。
そのため、資格やスキルがある優秀なエンジニアを採用する以外にも、「未経験から人材を確保して、手厚く育てていく」企業が多くなっています。
もっと詳しい理由を知りたい人は、以下の記事で説明しているので参考にどうぞ。
【質問②】ITエンジニアになるのに、資格は必須なの?
「よくある質問」の2つ目は、「ITエンジニアになるのに、資格は必須なの?」という内容です。
「専門性が高い仕事だから、資格がないとできないかも・・・」
と心配する人も多いですが、IT業界の「エンジニア」は単なる呼称なので、資格がなくても「ITエンジニア」になることができます。
もちろん企業によっては、「資格やスキルがないと採用しない」ところもあるかもしれません。
しかし先ほどもご紹介したとおり、「未経験から採用した人を、大事に育てていく」IT企業もたくさんあります。
そのため、「未経験の人でも、資格やスキルを気にすることなくエンジニアを目指せる」のが、IT業界の良いところです。
【質問③】「プログラミングのスキル」は必須なの?
「よくある質問」の3つ目は、「ITエンジニアになるのに、プログラミングのスキルは必須なの?」という内容です。
ITエンジニアを募集している企業にもよりますが、「プログラミングスキルを必須としない求人」も多いので、不安に感じている方は安心してください。
特に、「未経験OK」の求人を出している企業では、採用後に「社内でプログラミングの教育をしてくれる」ところもあります。
未経験から採用された場合には、システムの「動作確認テスト」など、先輩エンジニアのサポートから担当するのが一般的です。
先輩エンジニアのサポートを通して、テスト・設計・プログラミング開発といったそれぞれの作業手順や内容を覚えていくので、未経験の人でも無理なく仕事ができるようになっています。
「ITエンジニアの種類」によっては「プログラミングのスキル」が不要なことも
「IT業界のエンジニア」には、システムエンジニアやプログラマー以外にも、インフラエンジニアやカスタマーサポート、コンサルなど、色々な種類があります。
ITエンジニアの種類によって仕事内容はまったく異なるので、「プログラミングを習得する必要がない」場合もあります。
例えば、インフラ関連のエンジニアなど「ハードウェアの知識」を活かす仕事では、「プログラミングスキル」が無くてもITエンジニアとして活躍できます。
ITエンジニアの種類については、以下の記事で詳しく説明しています。
未経験の人に「おすすめな資格・スキル・企業」
ここまでに未経験の人からの「よくある3つの質問」をご紹介してきましたが、ここからは補足として「未経験の人におすすめな資格・スキル・企業」をご紹介していきます。
ITエンジニア未経験の人に「おすすめな資格」
ITエンジニアになるのに資格は必須ではありませんが、持っておくと評価される「おすすめの資格」はいくつかあります。
おすすめの資格は「情報処理試験」
IT関連の資格は、どれも豊富な知識・高いスキルを証明できます。
そのため、企業の求めるスキルに合致するなら、高い評価を受けられる可能性があります。
僕が未経験の人におすすめするのは、「ITの総合的な知識」があることが証明できて、一般的にも評価を得られやすい「情報処理試験」です。
「情報処理試験」は「国家試験」なので、萎縮してしまう方もいるかもしれませんが、この試験は受験者のレベルごとに「5段階の区分」に分けられていて、区分ごとに難しさが違っています。
「未経験の人でも勉強すれば、十分に合格できるものもある」ので、IT業界に転職する前の肩慣らしの意味でも、受験してみるのがいいと思います。
ITエンジニア未経験の人に「おすすめなスキル」
「未経験OKの求人」では、プログラミングスキルが必須でないことも多いです。
しかし、開発スキル・手法などの「基礎的な知識」を事前に勉強しておけば、ITエンジニアの仕事に順応しやすくなるのでおすすめです。
ITエンジニアが使用する「プログラミング言語」や「インフラ環境」は、企業の業務内容やプロジェクトによって様々ですが、「共通的なスキル」を勉強しておくのがおすすめです。
「アルゴリズム」や「プログラミングの基礎」を学んでおこう
開発で使用するプログラミング言語は、企業やプロジェクトによって違う場合も多いので、難しい開発スキルを勉強する必要はありません。
しかし、プログラミング開発のベースとなる「アルゴリズム」や、Javaなどの代表的なプログラミング言語の「基礎的な考え方」については、学んでおいて損はありません。
「アルゴリズム」や「プログラミングの基礎」をある程度知っておけば、エンジニアの仕事で求められる「ロジックの考え方」や、「利用する技術の体系」が理解できます。
また、「アルゴリズム」や「1つのプログラミング言語の考え方」を学んでおくことで、「他のプログラミング言語も比較的簡単に理解できるようになる」ので、入社後の仕事にもスムーズに対応できておすすめです。
ITエンジニア未経験の人に「おすすめな企業」
「未経験でもOKな求人があるのは分かったけど、具体的にどんな企業がおすすめなの?」という人もいると思うので、僕のおすすめを紹介しておきます。
おすすめな理由としては、以下があります。
-
- 「大規模なシステム開発」では、ITエンジニアが不足しているので「未経験でもOK」な案件が多い
- 「一度に多くのエンジニアを募集する」傾向にあるため、「未経験からでも採用されやすい」
- プログラミングの教育など、「入社後のスキル教育」をしてくれる企業が多い
- 「大規模なシステム開発」では、ITエンジニアが不足しているので「未経験でもOK」な案件が多い
「大規模なシステム開発」をしている企業は「未経験の求人」が多く、一度に「数十人~百人近くの採用をしている」企業もあるので、ITエンジニア未経験の人でも、採用してもらえるチャンスが高いです。
そのため、「ソフトウェア業界」や「SI業界」といった、Javaなどの言語を使って「大規模なシステム開発」をしている企業は、未経験の人におすすめです。
未経験の人は、エントリーする業界・企業を決める前に、まずはIT業界にどんな企業があるのか、IT業界についてざっと調べてみるのがおすすめです。
「IT業界」の概要については、以下の記事で詳細を説明しています。
まとめ:未経験でも「ITエンジニア」になれる!
ここまでに、未経験者の「よくある3つの質問」と、未経験者に「おすすめの資格・スキル・企業」についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
未経験からITエンジニアを目指していると、「怖い気持ち」や「不安な気持ち」になることもありますが、これまでにご紹介した通り、「未経験の人でも、ITエンジニアとして活躍することは可能」です。
特に最近では、「IT需要の拡大」や、「ITエンジニア不足」などの条件が重なり、「未経験でもエンジニアに転職しやすい状況」になってきています。
「ITエンジニアに興味がある」という人は、自分に自信を持って挑戦してみてはどうでしょうか?