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どんな仕事があるの? IT業界の「主要4業界」について

IT業界の基礎知識
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「IT業界」という言葉を聞くと、みなさんはどんな企業や技術を思い浮かべるでしょうか?

近年では様々なものにIT技術が活用されており、IT機器は私たちの日常生活で欠かせないものとなってきています。

その一方で、「IT業界」がどんな業界や企業で構成されているのか、具体的にイメージ出来ないという方も多いのではないでしょうか?

先端技術を活用する企業は「IT業界」とひとくくりにされがちですが、企業が属する業界や活躍する場所によって、現場のエンジニアに求められる業務内容や技術は大きく異なります。

将来ITエンジニアとして活躍するためには、「IT業界」を構成する各業界の特徴についてしっかりと理解を深めておく必要があります。

このページでは、普段何気なく見聞きしている「IT業界」には「具体的にどんな業界や企業が存在」し、「どんなエンジニアが活躍しているのか」といった「IT業界の基礎知識」についてご紹介していきます。

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「IT業界」とは?

「IT業界」の理解を深める為には、まず「IT」という言葉の意味を理解する必要があります。

「IT」とは「Information Technology (インフォメーションテクノロジー)」の略称で、日本語では「情報技術」を意味する言葉です。

この言葉が意味する範囲は非常に広く、コンピューターや携帯電話などの電化製品だけでなく、ネットワーク回線などの通信分野を含めた「情報処理」に携わる技術全般を指しています。

「IT業界」とは「情報処理技術を用いた製品やサービス提供を行う業界の総称」のため、業界内には実に様々な業界が存在しています。

「IT業界」の「主要4業界」について

IT業界を支える4つの主要な業界

「IT業界」という言葉に対してみなさんが連想するイメージは様々だと思いますが、「IT業界」を大まかに分けると、「ハードウェア業界」「ソフトウェア業界」「情報処理業界」「WEB業界」の4つの業界に分類出来ます。

この「IT業界の主要4業界」は、それぞれが専門とする分野が異なる事から、業界ごとにエンジニアに求められる知識や技術、使用するツールの種類にも大きな違いがあります。

ここからは、「IT業界」についてより理解を深めるために、主要な4つの業界についてご紹介していきます。

「ハードウェア業界」について

「ハードウェア業界」は、パソコンや携帯電話などのIT機器本体(ハードウェア)を製造する業界です。

ITと聞くと真っ先にソフトウェアやWEBサービスをイメージする方も多いと思います。

しかし、どんなIT機器やサービスも、実機がなければ動作させる事が出来ないため、IT業界の中でも非常に重要な役割を担う業界と言えます。

この業界で活躍するエンジニアの主な仕事は、「電化製品本体の制御プログラム」をハードウェアに組込むことです。

どんな電化製品にも、製品本体を正しく動かすための「ファームウェア」と呼ばれるプログラムが実装されています。

ハードウェア業界のITエンジニアは、この「ファームウェア」の設計、開発、テスト、実装を行う事で、製品制御に関わるプログラム開発を総合的に担当し、製品の動作保証を行うのが主な仕事となります。

近年では、パソコンや携帯電話の他にもパソコン周辺機器やタブレット端末など、ハードウェアのバリエーションも多岐に及んでおり、業界内ではエンジニアの活躍の場に広がりをみせています。

また、最近着目されている「IoT」の技術普及によって、様々な電化製品がインターネットに接続されて相互に情報交換を行う流れとなってきており、「IoT」を活用した新たなサービスの提供にも期待が持たれています。

この業界の有力企業には、日立製作所やSONYなど日本の大手家電メーカーが多数存在しています。

IT機器のハードウェアに興味がある方は、ぜひ挑戦してもらいたい業界です。

  • 代表的な企業:日立製作所、SONY、パナソニック、富士通、日本IBMなど
  • 活躍するエンジニア:エンデベッドシステムエンジニア、システムエンジニアなど

 

「ハードウェア業界」については、以下の記事でより詳細に解説しています。

「ハードウェア業界」の概要
「IT」と聞くと、ソフトウェアやWEBページを真っ先にイメージする方も多いと思います。 しかし、どんなに便利なソフトウェアも、操作性の高いハードウェアが無ければ機能を最大限に利用する事は出来ません。 今回は、主要な製品の種類や業界内の強豪企業など、ハードウェア業界の全体像についてご紹介します。

 

「ソフトウェア業界」について

「ソフトウェア業界」は、パソコンや携帯などの電子機器内部で動くソフトウェアの開発や販売を主な仕事とする業界です。

一言で「ソフトウェア」と言っても色々なものが存在しますが、ソフトウェアが行う処理の性質によって種類を分ける事が出来ます。

ソフトウェアの種類は、大きく分けると「OS(オペレーティングシステム)」と「アプリケーションソフト」の2種類に分類されます。

「OS」と呼ばれるソフトウェアは、パソコンやスマートフォンなど電子機器の制御を行う上で必要不可欠なソフトウェアの事で、「OS」の代表例として、Microsoft社の「Windows」やApple社の「iOS」などがあります。

一方の「アプリケーションソフト」は、パソコンや携帯など、電子機器の「OS」上で動作するソフトウェアの事で、 スケジュール管理や表計算、ゲームなど、「特定の作業を行う目的」で作成されたソフトウェアの事を言います。

ソフトウェア業界に所属する企業は、独自の「OS」や「アプリケーションソフト」を開発/販売したり、クライアントの要望を受けてソフトウェアの開発をする事で収益を上げています。

近年では、スマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末の急速な普及にともない、新たなOSや利便性を追求したアプリケーションソフトなど、次々と新しいソフトウェアの開発が行われています。

この業界の代表的な企業には、Microsoft、Oracle、Symantecなど海外の企業が多くみられます。

  • 代表的な企業:Microsoft、Oracle、Symantec、トレンドマイクロなど
  • 活躍するエンジニア:プログラマー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーなど

 

「ソフトウェア業界」については、以下の記事でより詳細に解説しています。

「ソフトウェア業界」の概要
様々なIT機器が普及した現代では、端末を動かすためのソフトウェアも、デバイスの種類や用途に応じて数多くの種類が開発されています。 ソフトウェアを利用する製品はいたるところで活躍しており、私たち一般消費者に対してなじみの深いことから、「IT業界」と聞くとまずソフトウェアをイメージする人も多くいると思います。 今回は、コンピューターやスマホの動作制御や処理を助ける、ソフトウェア業界の主要な製品や企業についてご紹介します。

 

「情報処理業界」について

「情報処理業界」は、クライアント企業の「情報システム」や、Webサイトで公開する「ITサービス」の企画、設計、開発、導入、運用サポートまでを総合的に行う業界です。

この業界でクライアントへの総合的なITサポートを行う企業は、一般的に「 SI (システムインテグレーター) 」や「 SIer (エスアイアー) 」と呼ばれています。

「 SI (システムインテグレーター) 」がクライアントから請け負う作業は実に幅広いのが特徴です。

単なるシステム開発にとどまらず、導入時のインフラの構成決めや、顧客の業務内容や要求事項を整理して、具体的にどのようにシステム化を実現するかなど、効率的なシステム化計画を立案、アドバイスするITコンサルとしての役割も担います。

顧客業務や要求事項を適切に理解した上で、作業の計画や設計書を作成する必要がある為、開発技術だけでなく、顧客との折衝技術やコンサルティング技法などの幅広い知識が求められます。

近年では、各種データベースの情報を統合した「ビッグデータ」の活用に注目が集まっており、業界内で「ビッグデータ」の分析ツールの提供や、分析結果を活かした新しいサービスの提供に期待が高まっています。

この業界の代表的な企業には、NTTデータや日立システムズなど、大手企業のグループ会社だけでなく、富士ソフトなどの独自の技術力とノウハウを持つ企業が存在しています。

  • 代表的な企業:NTTデータ、日立システムズ、富士ソフト、伊藤忠テクノソリューションズ、野村総合研究所など
  • 活躍するエンジニア:プログラマー、システムエンジニア、ネットワークエンジニア、プロジェクトマネージャーなど

 

「情報処理業界」については、以下の記事でより詳細に解説しています。

「情報処理業界」の概要
「情報処理業界」のサービスや製品は、私たち一般消費者にはあまり馴染みがないため、初めて業界の名前を聞く方も多いかもしれません。 企業や政府機関などの大規模システムが安定した稼働が行えている裏側には、必ずと言っていいほど「情報処理業界」の企業が活躍しています。今回は「情報処理業界」に焦点を当てて概要をご紹介して行きます。

 

「WEB業界」について

「WEB業界」は、企業のホームページや商品販売サイト、WEBマガジンなど、インターネット上で公開するWEBページの作成をメインで行う業界です。

「WEB業界」では、一般消費者向け( A to C )のホームページだけでなく、企業向け( A to B )のホームページ作成を請け負う事もあります。

そのため、同じWEBサイト作りでも作成観点やデザイン性の違いなど活躍の場も多種多様です。

また、この業界の仕事は高いデザイン性が求められることから、業務の内容はデザイナーなどアート関係の人材と連携を行う事が重要となってきます。

近年では単なるホームページを作成するだけでなく、ネット通販の普及や動画の配信など、インターネット上で公開されるWEBコンテンツに求められる要素が増加傾向にあり、「WEB業界」のエンジニアに求められる知識や技術も多様化しています。

この業界の代表的な企業には、情報検索サイトのGoogleやYahoo、インターネット広告のサイバーエージェント、ネット販売サイトのAmazonなどがあります。

  • 代表的な企業:Google、Yahoo、サイバーエージェント、Amazonなど
  • 活躍するエンジニア:WEBエンジニア、フロントエンドエンジニアなど

 

「WEB業界」については、以下の記事でより詳細に解説しています。

「WEB業界」の概要
スマートフォンやノートパソコンが普及し、個人でも容易にインターネットにアクセスする手段が増えた現在、WEBページは私たち一般消費者にとって最も身近な情報ソースの一つとなっています。 今回は、ネット社会の重要な情報ソースとなっている「WEB業界」の概要についてご紹介して行きます。

 

まとめ

今回は、「IT業界」を支える主要な4業界についてご紹介しました。

「ハードウェア業界」「ソフトウェア業界」「情報処理業界」「WEB業界」の4つの業界は、それぞれが独自の技術力やノウハウを活用した事業展開を行っており、「IT業界」を支える柱の役割を担っています。

「ITエンジニア」として理想の活躍するためにも、各業界の役割やエンジニアの働き方の違いをしっかりと学び、自分が「どの業界」で「どんなエンジニアとして活躍したい」かといった明確なイメージをした上で、転職活動を開始するように心掛けましょう。

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