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【IT業界の就職/転職に役立つ!】おすすめのIT資格

図書館で本を読む女性 IT業界の基礎知識
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IT業界で働きたい方や、エンジニアになりたいという方も年々増加傾向にあるように見受けられますが、IT業界の仕事に興味があっても、文系出身の方や業界未経験から転職される方は、「自分でもIT業界で働けるのか?」と不安に感じることも多いと思います。

そんな時には、IT関連の資格を取得することで、IT業界で必要な知識や自信を身に着け、企業へのアピールポイントを増やすことが出来るのでおすすめです。

今回は、IT業界への就職や転職活動に役に立つ、おすすめのIT資格についてご紹介します。

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「IT関連の資格」は、大きく分けて2種類

みなさんは、「IT関連の資格」にはどのようなものがあるかご存知でしょうか?

一言で「IT関連の資格」と言っても、資格を認定する団体や試験対象のスキルなどに違いがあるため、実に様々な資格が存在しています。

しかし、各資格を性質別に大きく分けると、「国家資格」と「ベンダー資格」の2種類に分けることができます。

まず初めに、おすすめのIT資格をご紹介する前に「国家資格」と「ベンダー資格」の概要について解説していきます。

■IT関連の資格の種類

  1. 「国家資格」
  2. 「ベンダー資格」

「国家資格」

IT関連の「国家資格」とは、「情報処理推進機構(IPA)」が実施/認定する資格を指しています。

「国家資格」と聞くと大変そうに聞こえるかもしれませんが、受験者の知識や技能に応じた複数のレベル分けがされており、ITを利用する幅広い受験者に対応出来るようになっています。

「国家資格」の代表的なものには、「ITパスポート」、「基本情報処理技術者試験」、「応用情報処理技術者試験」、「高度情報処理技術者試験」などがあり、初級レベル~IT技術の専門家を対象とした、計13種類の資格が設定されています。

試験の特徴として、「基本情報処理技術者試験」や「応用情報処理技術者試験」は、ITエンジニアとしての総合的な知識や技術を問う試験なのに対して、「高度情報処理技術者試験」は各分野のプロフェッショナルの能力を問う試験となっており、「データベーススペシャリスト」や「ネットワークスペシャリスト試験」など、8種類の試験が存在しています。

自分のレベルにあった試験区分が選択できるだけでなく、「国家資格」というだけあり世の中の認知度も高いため、自分のIT知識とスキルを証明するのにおすすめの資格です。

「ベンダー資格」

「ベンダー資格」とは、IT機器やソフトウェアなどのIT関連の製品を提供する企業(ベンダー)が実施/認定する試験を指します。

IT製品を提供するベンダー企業が、自社の製品やサービスに関する知識量や技術についての試験を行う事で、「資格保有者の知識と業務レベルの高さを証明する民間資格」となっています。

ベンダー資格の代表的なものには、データベースソフトウェアのベンダーとして世界的に有名な、Oracle社の認定する「オラクルマスター」や、Javaの開発技術力を測定する「オラクルJava認定資格」、オフィスソフトで有名なマイクロソフトが認定する「マイクロソフトオフィススペシャリスト」など、様々な資格があります。

就職/転職活動におすすめの資格

「国家資格」と「ベンダー資格」のどちらも、初級者から上級者向けにレベル分けされている試験が多くあるため、はじめて受験する方でも比較的挑戦しやすいものがいくつか存在します。

その中でも、世の中の認知度が高く、就職や転職活動で役立つおすすめのIT資格に、「ITパスポート」と「基本情報処理技術者試験」の二つの資格があります。

「ITパスポート」

「ITパスポート」は、「情報処理推進機構(IPA)」が認定する「国家資格」のひとつで、「国家資格」の中でも、もっとも基礎レベルの資格として位置づけられています。

この資格は、ITを利用する全ての方を受験対象としており、「ITに関する基礎的な知識を持つ」ことを証明する資格のため、これから専門的にITに関する知識を学びはじめる方の力試しにピッタリです。

「基本情報処理技術者試験」

「基本情報処理技術者試験」は、「ITパスポート」と同じく「情報処理推進機構(IPA)」が認定する「国家資格」の一つです。

この資格は「情報処理技術者」向けの試験の初級レベルに位置づけられている試験で、ITエンジニアを目指す方にとっては、ぜひ挑戦してもらいたい資格のひとつです。

「国家資格」という資格の性質から、IT業界の中でもこの資格の認知度は非常に高くなっているだけでなく、エンジニアとしての知識や技術を示す基準として大いに役立つため、IT業界への就職や転職活動を進めるうえで、取得しておくと良い資格です。

初級レベルとはいえ、試験の出題範囲は「ストラテジ」や「開発技術」、「経営手法」など非常に幅広く、決して簡単ではない内容となっていますが、過去の出題問題の対策をしっかりと行えば、未経験の方でも十分に合格できる可能性があります。

知識量やスキルなどの、エンジニアとしての基礎力を証明できる資格のため、ITエンジニアを目指している方にはぜひ挑戦してもらいたいおすすめの資格です。

まとめ

今回は、IT業界の就職/転職をする際に役立つ、おすすめのIT資格についてご紹介しました。

IT関連の資格は種類も豊富にあり、出題範囲も広いものが多いため試験対策を行うのは大変ですが、過去問を利用した対策をしっかり行うことで、未経験の方でも十分に合格出来る可能性があります。

IT業界への就職や転職をしてみたいとお考えの方は、まずは自分のレベルにあった資格に挑戦してみて、ITに関する知識と自信を身に付けてみてはいかがでしょうか?

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