こんにちは!
システムエンジニアのShioです。
この記事では、
・分かりそうで分からない「IT業界」ってどんな業界なの?
・どんな仕事で、どんな職種が活躍しているの?
・知識なしの人にも分かるように基礎知識を解説してほしい。
といった疑問にお答えしています。
あなたは「IT業界」と聞くと、どんな企業や技術を思い浮かべますか?
IT技術は日常生活で欠かせないものになっていますが、「IT業界がどんな業界で、どんな仕事をしているかイメージ出来ない・・・」という人も多いんじゃないでしょうか?
そこで今回は、分かりそうで分からない「IT業界の基礎知識」についてご紹介します。
この記事を読めば、IT業界の研究をするのに必要な「IT業界の基礎知識」が身に付きます。
「IT業界の基礎知識」を押さえておけば、IT業界のニュースやトレンドが理解しやすくなり、IT業界の就職・転職に役立つのでおすすめです。
IT業界の基礎知識を知りたい人は、参考にどうぞ。
この記事を書いた人
目次
【基礎から解説】ITとはどんな意味?【知識なしの人は必見】
IT業界の基礎知識を説明する前に、まずは分かりそうで分からない「IT」という言葉の意味から確認していきましょう。
ここでは、
- ITとは何の略?
- IT業界とは?【情報技術を活用した製品・サービスを提供する業界】
の順番で解説していきます。
①ITとは何の略?【Information Technology(インフォメーションテクノロジー)の略称】
「IT」という言葉は日常生活でよく耳にすると思いますが、あなたはどういう意味かご存知でしょうか?
これは英語の「Information Technology (インフォメーションテクノロジー)」の略称で、日本語に直訳すると「情報技術」という意味になります。
そこで、もう少し細かく解説していきましょう。
②IT業界とは?【情報技術を活用した製品・サービスを提供する業界】
「IT」=「情報技術」という意味だとご紹介しましたが、具体的にどんなものが該当するのでしょうか?
生活に身近なものだと、スマートフォンやノートパソコンといった電化製品をイメージする人も多いと思いんじゃないでしょうか?
ここでいう「情報技術」とは、パソコン内で動作するソフトウェアやインターネットなどの通信技術も含めた、「情報処理にかかわる技術全般」を指しています。
つまり、IT業界とは、
- 「情報処理にかかわる技術を使用した、製品・サービスを提供する業界」
ということになります。
続いては、IT業界を知るのに押さえておくべき基礎知識をご紹介します。
【知識なしでも分かる】IT業界の基礎知識【4つのポイントを解説】
ITの意味が分かったところで、「IT業界の基礎知識」をご紹介していきます。
ご紹介する「IT業界の基礎知識」は、以下のとおりです。
- IT業界の4つの分類
- IT業界の市場規模
- IT業界の平均年収
- IT業界の将来性、今後の動向
それぞれ順番に解説していきます。
①IT業界の4つの分類
ひとくくりに「IT業界」と呼ばれていても、実はその中にもいろいろな業界が存在しています。
「具体的にどんな業界があるの?」という疑問が出そうなので、IT業界の分類についてご紹介していきます。
IT業界は作っているものや提供するサービスによって、大まかに4つの業界に分類できます。
- 「ハードウェア業界」
- 「ソフトウェア業界」
- 「情報処理業界」
- 「WEB業界」
「IT業界についてもっと知りたい」という人は、以下の記事もあわせて読むのがおすすめです!
②IT業界の市場規模
IT業界の市場規模は、2021年までに「約18兆円」まで市場が成長する(支出額が増える)と予想されています。
これは2016年の実績と比べると、およそ「2兆円」もの大幅な市場成長をするということなので、これからエンジニアの活躍の場がますます広がりを見せることが予想できます。
「IT業界の市場規模」については、以下の記事で詳しく解説しています。
③IT業界の平均年収
求人情報・転職サイトのDODAがおこなった調査「平均年収ランキング2017」によると、IT業界の平均年収は「466万円」で、「総合商社」に次いで「2番目に高い年収」という結果が出ています。
高収入がもらえる他の業界と比べて、IT業界は文系・未経験の人でも入りやすい業界です。
そのため、「平均よりも高い年収が欲しい」と考えている人にはおすすめです。
「IT業界の年収」については、以下の記事で詳しく解説しています。
おすすめ:【実際はどの程度?】IT業界の「市場規模」と「平均年収」「平均年齢」について
おすすめ:【ITエンジニアは何位?】職種別の「平均年収」ランキング
④IT業界の将来性、今後の動向
ここ数年、日本国内では社内業務のシステム化、セキュリティー強化といった「IT化」を重要な課題とする企業が増えてきています。
このため、国内の「IT化のニーズ」が大幅に増えることで、ITエンジニアの需要も高まっていくと予想されています。
また、日本では少子高齢化で人材の需給数が減少しているので、「IT人材不足」が深刻な問題になると考えられています。
出典:「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」経済産業省
経済産業省の「IT人材の不足規模に関する予測」によると、IT需要が高まっていく一方でIT人材不足も急激に進んでいき、このままいくと2030年までに最大79万人ものIT人材不足が発生すると予想されています。
こういった背景から、今後はITエンジニアを必要とする企業が増えていきそうです。
そのため、IT業界・エンジニアの仕事は「将来性のある仕事につきたい」と考えている人に特におすすめです。
ITエンジニアの基礎知識【知識なしの人が押さえておくべきポイント】
続いては、ITエンジニアの代表的な職種とキャリアプランについてご紹介します。
知識なしの人が知っておくべきポイントは、以下の2つです。
- IT業界で代表的なエンジニアの種類と職種
- エンジニア・プログラマーのキャリアプラン
順番に解説していきます。
①IT業界で代表的なエンジニアの種類と職種
IT業界では色々なエンジニアが活躍しています。
例えば、システム開発ではシステムエンジニアやエンデベッドエンジニア、インフラ関連だとサーバーエンジニア、ネットワークエンジニアといった具合に、専門分野ごとに職種が分かれています。
そのため、IT業界の仕事やエンジニアに興味がある人は、自分がどの職種になりたいのかチェックしておくのがおすすめです。
「IT業界のエンジニアの職種についてもっと知りたい」という人は、以下の記事もあわせて読むのがおすすめです!
②ITエンジニアのキャリアプラン
続いては、IT業界のエンジニア・プログラマーがどのようにキャリアアップしていくのかご紹介します。
エンジニアのキャリアプランは、大きく分けて以下の4つに分類できます。
- 「プロジェクトやチームの管理者」としてマネジメント職に進む
- 「開発のスペシャリスト」としてスキルを磨く
- 「IT関連の職種」にキャリアチェンジし、専門性を磨く
- 「フリーランスのエンジニア」として独立する
IT企業に勤めているエンジニアの場合だと、プログラマーからシステムエンジニア、プロジェクトマネージャーと徐々にステップアップしていき、最終的にマネージメントを担当するのが一般的です。
ITエンジニアのキャリアプランの立て方については、以下の記事で詳しく解説しています。
【ITトレンドの基礎】人気のプログラミング言語とIT業界で注目の最新技術【知識なしの人も要チェック】
①代表的なプログラミング言語
システム開発は「エンジニアがプログラミングをして作るもの」というイメージを何となく持っている人も多いと思います。
しかし、プログラミングをするための「プログラミング言語」にも実はいろいろな種類があるというのはご存知でしょうか?
- Java(ジャバ)
- JavaScript(Javaスクリプト)
- C言語(シー言語)
- Python(パイソン)
- PHP(ピーエイチピー)
プログラミング言語の種類によって、「得意な処理」や「開発に向いているシステム」に違いがあります。
そのため、プログラミングを勉強する時には、自分がどんなものを作りたいのかイメージしてから言語を選ぶのがおすすめです。
「代表的なプログラミング言語」と「スクリプト言語・コンパイラ言語」については、以下の記事で詳しく解説しています。
②IT業界で注目の最新技術
- 5G通信
- スマート農業(アグリテック)
- キャッシュレス決済
- 宇宙開発(宇宙ビジネス)
- AI(人工知能)
【IT業界の基礎・トレンドが勉強できる】おすすめの本と学習サイト【知識なしの人にもおすすめ】
- IT業界の基礎知識が勉強できるおすすめの本
- プログラミングの基礎が学べるおすすめのサイト
- IT業界のトレンドが分かるおすすめのサイト
①IT業界・最新トレンドの勉強におすすめの本
続いては、IT業界の勉強におすすめな本をご紹介します。
- 「会社四季報」業界地図
- 日経業界地図
- ITナビゲーター
- ITロードマップ
ひとことで「IT業界」と言っても、実際にはいろいろな業界があります。
そのため、文系・未経験の人は、まずは「業界地図」でざっくりとIT業界の主要な企業について勉強していくのがいいでしょう。
一度にたくさんの情報をインプットするのは大変なので、IT業界の全体イメージを掴めてから、技術トレンドや今後の動向について調べていくのがおすすめです。
IT業界・最新トレンドの勉強におすすめの本については、以下の記事で詳しく解説しています。
- ITエンジニアの必須スキル
- 知識なしからIT業界で働くためのポイント
①ITエンジニアの必須スキル
IT業界のエンジニアには、色々なスキルと知識が求められます。
所属する業界や担当する職種によって多少の違いはありますが、どの業界のエンジニアにとっても重要な「5つの必須スキル」があります。
- 論理的思考力(ロジカルシンキング)
- 技術力
- 専門的な業務知識
- ドキュメント作成能力
- コミュニケーション能力
「IT業界の求める人物像と必須スキル」については、以下の記事で詳しく解説しています。
②知識なしからIT業界で働くためのポイント
- IT業界の現状(IT人材の採用状況)を知っておく
- IT業界の4つの分類、主な職種、年齢別の転職のポイントを押さえる
- 知識なしの文系・未経験でも採用されやすい狙い目の企業、言語を押さえる
詳しく説明していると長くなるのでこの記事では割愛しますが、IT業界の採用状況や全体像、転職のポイントを把握しておくことで効率良く活動でき、ミスマッチも減らせます。
また、文系・未経験でも採用されやすい業界・プログラミング言語を選ぶことで、知識やスキルがなくてもエンジニアとして活躍できます。
「文系・未経験からエンジニアになるために必要なこと」については、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
以上、分かりそうで分からない「IT業界の基礎知識」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
文系・未経験の人でも、「IT業界の基礎知識」を押さえてしっかり準備しておけば、ITエンジニアとして活躍できます。
特に、IT業界で理想の活躍をするためには、それぞれの業界とエンジニアの働き方の違いをしっかりと把握しておくのがおすすめです。